「決め方」の経済学
プログラミング言語の開発は、VM 化の途中で止まっています…(別件が増えてしまったので)
今日はぜんぜん違う話題。
最近、仕事で意思決定が課題に上がることが多くなっているので、「決め方」の経済学という本を買い込んで読むことにしました。
概要を見る限り、単純な多数決に代わる方法や、多数決を有効に使うには?のようなことが書かれているらしいです。
第一部では、前ブッシュ政権におけるアメリカ大統領戦を例に、単純な多数決を用いた場合の問題点が指摘されていました。3 人の候補 A,B,C がいた場合、仮に A,B だけで対決すれば B が勝利したはずなのに、B と近い候補 C の出現によって B の票が C に流れ、結果的に A が勝つことになるといった話です。つまり、もし世の中に民意というものがあるならば、単純な多数決を用いた選挙は、民意をうまく反映できる制度ではないという指摘です。昨今の日本の選挙でもよく聞く話でした。この問題に対して、決選投票付き多数決や、ボルタルールというものを用いた場合とで結果が変わることが示されていました。
次に、代替案として登場した「決選投票付き多数決」と「ボルタルール」の比較をしていました。時間が来たので、今日はこの辺で。。。
載っていた採決方法
- 単純な多数決
- 決選投票付き多数決
- ボルタルール